HAKUSUI COLUMN

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ORIBEISM (織部の精神)

ハクスイテック 中粉クリエイチャー事業部は岐阜県土岐市曽木町に立地しています。土岐市は陶磁器生産量日本一の陶産地としても知られています。

そして、織部焼発祥の地でもあります。桃山時代の慶長10年(1605年)頃、千利休の弟子であった大名茶人、古田織部の指導で創始され、岐阜県土岐市付近で生産が始まりました。色などにより、黒織部、志野織部などがありますが、緑色の釉薬がほどこされた青織部が最も有名です。主には茶器として使われていました。

整然とした端正な形を好み抽象を重んじる他の茶器とは違い、左右非対称で歪んだ形の沓(くつかけ)茶碗や、市松模様や幾何学模様の絵付けなど具象的で遊び心のあるものが多いのが特徴です。

この織部焼の「自由・闊達」で「個性」を尊重し、前例や時代風潮にとらわれない試みの精神を「オリベイズム」と名付けられています。

中粉クリエイチャー事業部でも、「オリベイズム」の心を持ち“ものづくり”に励んでいます。地場産業で使われる窯業原料の生産で培った生産技術を背景に塗料分野、樹脂分野、電子部品分野へと新しい風(製品)をおこしています。

・ダイヤモンドほどの硬度をもつ砂からサブミクロンの粉を造る
・粉の結晶構造を変えて電気を通す粉に変化させる
・紫外線を遮蔽し赤外線を遮蔽する粉を開発する

今度はどんな粉を創ろうか…

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