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遠州七窯のひとつ その名は「上野焼」

飯塚市の隣町には国指定伝統工芸品である上野焼というものがあります。
「うえのやき」ではなく「あがのやき」ですね。

古くからお茶の道具として用いられ、江戸時代には大茶人「小堀遠州」が茶器を作る窯元を全国で7か所選定したとされており、その中の一つに上野焼があります。陶土、水質に恵まれた上野という地は、窯を築くのに適していたということでしょう。

今回ご紹介する上野焼陶芸館には、多数の展示品や販売品があります。上野焼は実際に手に取ってみると分かりますが、見た目よりも軽く感じます。また、色のバリエーションも豊富で、目で楽しむこともできますよ。

陶芸館への道中に上野焼の窯元がいつくかあり、中には体験コースを設けているところもあります。もしこういうものが欲しいという具体的なイメージをお持ちなら、ご自分で作るという選択肢もありますよ。ろくろを回して精神統一、日常から離れて作品づくりに没頭、たまにはそんな時間の過ごし方もおススメです。

手作りですので、同じように見えても全く同じものはこの世には存在しません。毎日使う自分用はもちろんですが、大切な人への贈り物としても喜ばれるかもしれませんね。

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