蝉が鳴く鳴く

ツクツクボウシの独り言

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ツクツクボウシの独唱

今年初めてのツクツクボウシ。
独唱だった。
ツクツクボウシはいつも独唱だったかな。

また本を読む。
普段の選択は、「できるだけ偏らないこと」を心がける。
心に深く入って落ち着くような本を読んだ後は、
少し自分を追い込むような自分を甘やかさないタイプの本を読んだり。
人類皆の平和を考えるような本を読んだ後は、毒々しい金儲けの本を読むなど。

そうすると刺激を受ける。そうすると一方に偏らない。それでも好きな方に偏ることが多いが。バランスをとる。どっちが正しいなんてことは世の中には少ない。人によって心地よい方、気持ちが高揚する方、しっくりくる方、感化される方、は異なる。だからその結果はいい。ただその結果に導かれる過程は、できるだけ広範囲の見方ができる状態でいたい。

そして人は変化する。生まれたときから幼児期を経て思春期を経験し、成人してからも。変わり方が小さい人もいるだろう。驚くくらい変容する人もいるだろう。私もきっと変わってきている。いい悪いは別にして。
考え方も変わっていく。時には後悔もするかもだし、遠回りをしたと感じることもあるかも。あるいは先のことを見ることが楽な人は、過去を忘れ、スルスルと違う世界へ入っていくかも。

人生はバランスをとって生きていく。
必ずどちらかに傾くときがあるので、自分でまた逆方向に振ってみる。振ってやる。やじろべえみたいに。

そういえば最近ブランコに乗ってないな。立ちこぎでブランコに乗る感覚。宇宙にいかなくても無重力が味わえる。前に行っては後ろに戻り、前後を行き来しながら。

ツクツクボウシ拝

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