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第40回レーザー学会学術講演会
投稿日:2020-03-04
第40回レーザー学会学術講演会にて講演を行いました。
【講演内容】
法政大学の中村 俊博准教授、小松 亮介さん及び、
弊社山本泰生(ハクスイテック㈱フェロー/大阪大学産業技術研究所招聘教授)にて、
「高強度レーザー照射により酸化亜鉛マイクロ粒子表面に形成したナノ構造からの
ランダムレーザー発振」について一般講演発表を行いました。
【ランダムレーザーについて】
不均一構造をもつ散乱体で構成される光利得媒質にポンピングを行うと、
多重散乱によってランダムな共振器が形成され、媒質の最大利得波長で発振が得られます。
これはランダムレーザーと呼ばれ、精密に設計された従来のレーザーより簡易に作製で
きるため安価なレーザー光源として期待されており、近年、このランダムレーザー光源デバイス実現
のために様々な不均一構造の作製手法が提案されています。
参考サイト:一般社団法人レーザー学会
【大会要旨】
1.会 期 : 2020年1月20日(月)~22日(水)
2.会 場 : 仙台国際センター
3.主 催 : 一般社団法人レーザー学会
4.大会概要
(1)シンポジウム
1. スマート農食産業へのレーザー応用
2. 多様な要望に応えるスマート大型レーザーシステムとその応用
3. 光技術とAI
4. 皮膚と光
5. 自動車・移動体におけるレーザー応用最前線
6. ロボット分野に期待されるフォトニクスの最前線
7. レーザーのリモートセンシング技術への応用と最新動向
8. 中赤外~テラヘルツ光の新展開
前半:光源技術の進展と高性能化
後半:高強度テラヘルツ光源の開発および応用展開
9. 異種材料融合により完成度を高めるシリコンフォトニクス
10. ファイバレーザー 〜材料から応用まで〜
11. 高出力青色・緑色レーザー開発と加工への応用展開
12. レーザー駆動中性子源の研究開発動向及び学術・産業利用に
向けた展望
13. レーザープロセシング技術で拓く医学・生物学研究
14. 大気中の光の伝搬と,光伝送の応用技術に及ぼす影響