深く考え・・・ない
令和5年、2023年。新しい一年。
宇宙の話をします。自分で研究しているわけもないので、すべて受け売りです。
地球が属する太陽系。恒星はいくつ?
一つですね。太陽。
太陽系が属する天の川銀河。恒星はいくつ?
2000億。なんと太陽のような恒星が2000億ある。
では全宇宙で銀河はいくつある?
3000億とか2兆とか言われています。なんと天の川銀河のような銀河が3000億とか2兆とかある。
とすると宇宙の恒星の数は?いったいいくつだ?
そして一つの恒星には太陽系のように約10個の惑星があるとし、さらに彗星もあれば月のような衛星もある。
200,000,000,000,000,000,000,000個。
これくらい星の数はあるそうです。
自分をずーっとずーっと宇宙の上のほうに置いてみよう。
そこから数えきれない輝く恒星を見てみよう。
あかるい光を放ち、それぞれが惑星を従えている。
その中で自分ってどんな存在だ?
そこからずー――っとズームして地球を見る。
200,000,000,000,000,000,000,000個の中のひとつの地球。
地球にはなにがいる?
人間、象、ライオン、鳥、サメ、魚、蝉、蚊、蟻、ミジンコ、大腸菌、ウィルス?
そのそれぞれが生きている。動いている。
一人の人間としてどう生きる?
あまり深く考えたって答えなんて出やしない。
200,000,000,000,000,000,000,000個の中のひとつの惑星上にいる多くの生命体の一つでしかない。自分が気にしても、宇宙全体ではだれも気にもしていない。
じゃどのように生きるか。
地球を眺めていた自分を、自分自身に引き戻してみる。
怠惰には生きたくない。刹那にも生きたくない。
辛く生きるのもいやだ。苦しいのも避けたい。
ただ人生は思い通りにはいかない。そんなの当たり前を通り越して、当たり前。
楽しいときばかりではない。それも当たり前。
何が起こるかもわからない。
だから。
誠実に。素直に。実直に。
自分を知り、すなわち周りの人たちを認め、謙虚に。
一歩一歩、一歩一歩、前に進む。
と、私は勝手に思う。
そんなことをして200,000,000,000,000,000,000,000個の中のひとつの惑星上にいる多くの生命体の一つとしてどんな意味がある?
その答えは無意識の中にしかない。
神様がいたら聞いてみたいが、200,000,000,000,000,000,000,000個の中の星の中から神様を探すのは至難の業だな。
ということで、深く考えず今年もしっかり生きていこう。
いい年になりますように。神様、どうぞよろしく。
ツクツクボウシ拝