HAKUSUI COLUMN

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曽木公園

 

曽木町は人口900人にも満たず、信号機も一か所しかないのどかな小さな町です。

しかし、秋になるとたくさんの方々が曽木公園のもみじライトアップを観賞にやってきてくれます。

 

1999年、曽木町の活性化のために町おこしグループが中心になったのが始まりで、

2006年には曽木公園もみじライトアップ実行委員会が中心となって運営しているそうです。

園内には約300本の樹木があり、2004年には飛騨・美濃紅葉33選の一つに選ばれました。

300灯程のハロゲンランプで大小八つの池の周辺がライトアップされ、もみじが水面に映る様子は幻想的で、何度見ても吸い込まれそうな美しさです。

もみじ祭りは毎年11月中旬の10日ほどの期間ですが、その準備は春からすでに行われており、実行委員会の方々が週末などを利用し、公園の池や沿道の掃除、園内の木々の剪定などをしてくれています。

ライトアップは夕方からですが、お昼から食事処や、地元でとれたお米、日本ミツバチの蜂蜜や陶器などを販売するお店などが出店しており、それを楽しみに毎年来られる方や、園内を散策したあとに公園向かいのバーデンパークsogiの温泉も楽しんで帰られる方も多いそうです。

 

小さな町おこしが今では毎年テレビや新聞などで取り上げられ、他県ナンバーの車や観光バスまで来るようになりました。

うれしい話ですが、ライトアップ期間中の週末は、夕方4時過ぎから夜9時過ぎまで曽木中の道路がすべて曽木公園方面に渋滞します。その時間に曽木から出ようものなら、しばらく帰ってこれません。

基本は平日の夜がお勧めですが、週末に来られる際は夕方前には到着して出店を堪能しつつライトアップ点灯の瞬間を待つ。が、理想な気がします。

 

今年もコロナ禍により、もみじライトアップは中止ですが、それでも昼間観賞に来られる方も結構います。

夜だけでなく、昼の池の水面に映る逆さもみじもオススメです。

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